介護職員の戦闘力が上がるブログ
転職を決めた人向け
辞めると決めてから、最初の給料まで

介護業界転職の全て

やること・確認すること・手続きを、順番どおりに1ページにまとめました。
チェックしながら進められます。

株式会社桜縁キャリア 監修ページ

このページは、もう転職を決めた人向けです。まだ迷っている段階の人には、合わないかもしれません。

※このページには広告(PR)を含みます。

Ⅰ 準備(働きながら)
STEP1 お金の かくにん

転職は、今の職場で働きながら進めるのが基本です。次が決まるまで辞めなければ、収入は途切れません。

見落としがち:新しい職場が「月末締め・翌月払い」だと、入ってから最初の給料まで1か月以上空くことがあります。
STEP2 条件をしぼる

全部をかなえる職場はありません。先に優先順位を決めておくと、求人を見比べるのが一気に楽になります。

STEP3 求人を 見くらべる

求人票の月給だけで決めるのは危険です。中身の内訳で、実際の年収は大きく変わります。

見落としがち:職場の人間関係は、求人票にも書かれておらず、紹介会社でも分からない部分です。
Ⅱ 応募〜内定
STEP4 応募書類を つくる

書類は、会う前のあなたです。介護の経験は、具体的に書くほど伝わります。

履歴書のポイント
  • 資格は正式名称と取得年月で書く(例:介護福祉士、介護職員初任者研修修了)
  • 写真は3か月以内に撮ったものを使う
  • 志望動機は、どの事業所にも出せる文にしない
職務経歴書の書き方(介護職の場合)

【職務経歴】

2019年4月〜現在 特別養護老人ホーム(従来型・定員80名)
・介護職員として、入浴・食事・排泄の介助
・夜勤 月4〜5回
・2022年〜 フロアリーダー(職員8名)、新人の指導を担当

【資格】

介護福祉士(2021年取得)

※書き方の例です。施設や数字は、自分の経験に置き換えてください。

志望動機は「3つ」をつなぐ
①自分の経験
②その事業所の特徴
③そこでやりたいこと
例:特養で5年、看取りの介護に関わってきました。貴施設が看取りに力を入れていると知り、これまでの経験を活かしてチームの一員として関わりたいと考えました。
一人だと 確かめにくいところ
  • 書いた書類が、採用する側にどう読まれるかは、自分では分かりません
  • 事業所ごとに「見ているところ」は違いますが、求人票には書いてありません
  • 書類で落ちても、理由は教えてもらえないことが多く、直しようがありません
STEP5 面接

介護の面接は、聞かれることがある程度決まっています。答えを用意しておくだけで、落ち着いて話せます。

よく聞かれる質問と、答え方
転職の理由は?
前の職場の悪口にしない。「〇〇ができる職場で働きたい」と、次の話にする。
志望動機は?
書類と同じ内容を、自分の言葉で1分くらいで。
夜勤は月何回までできますか?
無理な回数は言わない。入ってから困るのは自分です。
対応に困った利用者さんへの関わり方は?
実際にあった場面を1つ。どう考えて、どう動いたかを話す。
いつから働けますか?
就業規則の申し出期限を確認してから、無理のない日を答える。
何か質問はありますか?
「特にありません」は避けて、1〜2個用意しておく。
一人だと 確かめにくいところ
  • 話し方のクセや話の長さは、自分では気づきにくいです
  • 練習しようにも相手がいません。転職の話は、家族や同僚には頼みにくいものです
  • 給料・夜勤・有給のことは聞き方で印象が変わるので、聞きたいのに聞けないまま終わりがちです
  • 面接のあと、どう思われたかは教えてもらえないことが多いです
STEP6 内定 → 条件を 書面で

内定はゴールではありません。「せっかく内定をもらったから」で決めるのが、一番もったいないパターンです。

働く条件(賃金・労働時間など)は、労働契約を結ぶときに事業所が示すことになっていて、一部は書面で渡すことが決められています(労働基準法15条)。

一人だと 確かめにくいところ
  • 給料の交渉は、自分からは言い出しにくいです
  • 雇用条件書を見ても、どこが普通でどこが要注意か、比べる相手がいないと分かりにくいです
Ⅲ 退職
STEP7 退職を つたえる

伝えるのは、次の職場の入社日が決まってから。まずは直属の上司に、口頭で伝えます。

退職願と退職届の違い:退職願は「辞めさせてください」というお願い、退職届は「辞めます」という届け出です。事業所に決まった用紙があれば、それを使います。

期間の定めのない雇用なら、法律(民法627条)では、退職を申し出てから2週間で契約は終わり、会社の同意がなくても退職できます。ただし就業規則に決まりがあれば、原則としてそちらが適用されます。

STEP8 有給・引き継ぎ・最終日

最後の詰めです。ここで収入やバタバタの空白を作らないようにします。

なぜ翌日?退職日と入社日の間が空かなければ、収入や健康保険の空白が出ず、次の「すき間の手続き」もほぼいりません。
STEP9 もらうもの・返すもの

もらい忘れると、次の職場や手続きで困ります。退職日までに、何がいつ届くかを確認しておきます。

もらうもの
  • 源泉徴収票(退職後1か月以内)
  • 雇用保険被保険者証
  • 離職票(失業給付を受ける場合)
  • 健康保険の資格喪失を証明する書類(国保に入る場合)
返すもの
  • 資格確認書など、健康保険の書類(渡されている場合)
  • 名札・制服・鍵・IDカード
  • 事業所の書類やマニュアル

源泉徴収票は、退職した日から1か月以内に渡すことになっています(所得税法226条)。

Ⅳ すき間の手続き
STEP10 保険・年金・住民税

退職日の翌日に入社するなら、ここは飛ばして大丈夫です。1日でも間が空く人は、自分で手続きが必要です。

なにをどうするいつまでに
健康保険国民健康保険に入る(市区町村の窓口)
または、前の職場の健康保険を続ける「任意継続」
国保:14日以内
任意継続:20日以内
年金国民年金の第1号に切り替える(市区町村の窓口)14日以内
住民税1〜5月に辞めると、5月分までの残りを最後の給料からまとめて引かれるのが原則。6〜12月に辞めると、残りは自分で払う(納付書が届く)か、まとめて引いてもらう職場に確認
見落としがち:国保の手続きが遅れても、加入は辞めた日の翌日までさかのぼります。手続きしていない間に病院にかかると、いったん全額自己負担になります。
STEP11 先に辞めた人の お金の制度

次が決まる前に辞めた人や、間が長く空く人は、使える制度がないか確認します。

失業給付:自己都合で辞めた場合の待ち期間(給付制限)は、2025年4月から原則1か月に短くなりました。自分で教育訓練を受けていた場合は、待ち期間がなくなることもあります。
再就職手当:失業給付を受けている途中で早めに就職すると、残りの一部がまとめて受け取れることがあります。
介護職員 再就職準備金:介護の仕事を辞めた人が介護職に戻るとき、最大40万円を無利子で借りられて、2年働けば返済が全額免除になる制度です(都道府県ごとの実施)。

条件や金額は、人や地域によって違います。正確な内容は、ハローワークと各都道府県の窓口で確認してください。

Ⅴ 入社
STEP12 入社の じゅんび

入社日にそろっていないと、給料の手続きや資格の確認が遅れます。内定後に、出すものの一覧をもらっておくと確実です。

よく出すもの
  • マイナンバー
  • 基礎年金番号が分かるもの
  • 雇用保険被保険者証
  • 源泉徴収票(同じ年に前の職場で給料をもらった場合)
  • 給料の振込口座
介護職ならでは
  • 資格証の写し(介護福祉士登録証・研修の修了証明書など)
  • 健康診断の結果
  • 車通勤なら、免許証・車検証・任意保険の写しを求められることも

事業所は、人を雇い入れるときに健康診断を行うことになっています。3か月以内に受けた健康診断の結果を出せば、その項目は省略できます(労働安全衛生規則43条)。

STEP13 入社1か月の かくにん

入ってからの「話が違う」に、早く気づくための確認です。

有給は、入社から6か月続けて働き、決められた日の8割以上出勤すると、10日もらえます(労働基準法39条。週の日数が少ないパートは日数が変わります)。

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ハレくんの一言:効率化度外視で「正しい仕事」をしてくれるエージェントだからオススメできる。

しつこいエージェントのように転職を無理に進めてくることがない
転職がオススメできない場合は正直にそう伝えてくれる
入社後も、続けられているかを気にかけてくれる
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転職を押し付けられることはないので、話を聞いてみて合わなければ、断って大丈夫です。

🧭どんなエージェントか、くわしくはこちら『ここが一番オススメ』と感じた介護業界特化型の転職エージェントについて›
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このページを作った人
ハレくん
ハレくん
介護福祉士 / 介護業界15年 / 介護の会社の役員 / 情報発信9年目

監修:株式会社桜縁キャリア

真夏の入浴介助はキツイですが、真冬の脱衣所に降る粉雪もキツイです

出典・注意
このページは一般的な流れをまとめたものです。正確な条件や手続きは、各事業所・就業規則・市区町村・ハローワーク等でご確認ください。
退職の申し出:厚生労働省 鹿児島労働局「退職願を受け取ってもらえない」Q&A https://jsite.mhlw.go.jp/kagoshima-roudoukyoku/yokuaru_goshitsumon/qa07/0701.html
労働条件の明示:厚生労働省「労働条件の明示」Q&A https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/faq_kijyunhou_4.html
再就職準備金:厚生労働省「介護職として再就職をお考えの方へ」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188098_00002.html
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